ボイラ

オータツのボイラレンタル

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オータツでレンタル可能なボイラは
「ガス焚」または「油焚」の熱源を
利用するタイプです。
ボイラ本体は「貫流ボイラ」で、
給水ポンプから水を押し込み、
循環させずに加熱・蒸発させる構造を持ちます。
貫流ボイラは、ボイラ効率が良く、
起動時間が早く、コンパクトであるため、
最近主流になっています。
スタッフまでお気軽にご相談ください。

SOLUTION

ボイラレンタルで
課題を解決

現場の課題 01

ボイラの急な故障時に

重故障による使用不可、
不具合による能力維持困難な時の
代替えとして

現場の課題 02

ボイラの計画的な施し

定期検査時・定修時の蒸気供給停止時、
更新、移設期間中の代替えとして

現場の課題 03

臨時的な使用

研究やテストなどの臨時的な
お試しとして

レンタル機の特徴とメリット

1

A重油・灯油・ガス(高圧合む)の多彩な本体ラインアップ

2

付帯設備もレンタル OK

3

屋外仕様もありボイラ室不要

4

全国どこでも短納期、短期間のレンタル可能

5

輸送・据付・設置工事・試運転・撤去の対応(要打合せ)

6

短時間で設置出来るので即運転が可能(但し、役所の申請許可次第)

7

全国組羅のメーカーメンテナンスで安心対応

LINE UP

ボイラレンタルラインナップ

レンタルボイラ機器一覧

No. 品名 燃料 最高使用圧力(MPaG) 換算蒸発量(kg/h) 備考
1 ボイラK-2000LX型 A重油/灯油 0.98 2,000  
2 ボイラK-2000L型 都市ガス 0.98 2,000  
3 ボイラK-2000LH型 都市ガス 1.96 2,000 薬注ポンプ組込
4 ボイラK-500M型 A重油/灯油 0.98 500 備考参照
5 軟水装置 SA-54B型 通水量:3.4㎥/h
6 軟水装置 SA-12J型 通水量:0.75㎥/h
7 軟水タンク(1000L) ボイラ複数台 並列時に使用
8 軟水タンク(500L) 標準仕様サイズ
9 薬液タンク(100L) ボイラ複数台 並列時に使用
10 薬液装置(30Lタンク付) 標準仕様サイズ
11 油タンク(1900L) 防油堤付き
12 油タンク(396L) 防油堤付き
13 油タンク(198L) 防油堤付き
14 換気扇・トップ 個別対応
15 サイレンサー 個別対応
  • 【備考】
  • ※貫流ボイラ本体は全て(株)IHI汎用ボイラ製です。
  • ※換算蒸発量:毎時発生する主蒸気量kg/hを蒸発量と呼び、負荷あるいは容量を指定するために用います。
  • ※No.1~4は標準屋内仕様/上屋付き屋外仕様の両方あります。
  • ※No.5~15は屋内/屋外兼用です。
  • ※No.4の屋外仕様はオールインワン スキッド型となります。詳しくはHP内の記載をご確認下さい。
    屋外仕様はオールインワン スキッド型(詳しくはHP参照)とそうでないもの2種類ございます。
    屋外仕様はオールインワン スキッド型は50Hz地域のみ使用可能です。
    60Hz地域でご使用の際は発電機(60Hz設定)からの電源供給が必要になります。

DOWNLOAD

ボイラ仕様ダウンロード

各ボイラの仕様書・バーナ構造図・ボイラ組立図・
フローシート等をPDFでダウンロードできます。

SPECIFICATION

使用事例・ 設置に関する
所掌範囲・法規制

屋外設置仕様の事例

1. K-2000LX

フローシート(屋内・外設置仕様兼用)

フローシート(屋内・外設置仕様兼用)

配置計画図

配置計画図

荷下し(天秤吊り具は要別途相談)

荷下し(天秤吊り具は要別途相談)

設置写真(正面側)

設置写真(正面側)

設置写真(裏側)

設置写真(裏側)

2. K-500M

配置計画図(オールインワン スキッド型)

配置計画図(オールインワン スキッド型)

印はお客様取り合い、赤枠内の機器は固定・配管・結線済み

K-500M

設置写真

屋内設置仕様の事例

1. K-2000LX

フローシート(屋内・外設置仕様兼用)

フローシート(屋内・外設置仕様兼用)

配置計画図

配置計画図

2. K-500M

配置・設置写真(オールインワン スキッド型)

配置・設置写真(オールインワン スキッド型)

印はお客様取り合い、ベースフレーム上(赤枠内)の機器は固定・配管・結線済み

1. 搬入・据付

ボイラ及び付帯機器設置用の基礎のご用意とその固定をして下さい。
基礎は、例えば仮設敷鉄板でも構いません。

2. 配管工事

*給水系 給水取合い~軟水器~軟水タンク~ボイラ側取り合い
*燃料系 油タンク(油の場合)~ボイラ側取り合い
*清缶系 薬注装置~ボイラ側取り合い
*排水系 缶底ブロー・軟水器回り×3の合計4系統
*蒸気系 主蒸気弁〜蒸気取り合い
*排気系 排気口〜排気筒・トップ

3. 電気工事(以下各1系統づつ)

主電源 200V:ボイラ制御盤
補電源 200V:ボイラ制御盤から電源供給の専用端子台〜薬注装置
100V:軟水器

4. 解体・撤去・搬出

ボイラ及びタンク類は空にして返却下さい。

  • 【備考】
  • 1.上記2、3、の文中の「〜」は、その間の材料調達と作業は基本的にお客様範囲となります。
  • 2.屋外仕様の場合、屋外ケーシングの外まで取り合いの配管を伸ばしていますので、そちらに接続下さい。詳しくは本ブログのフローシートをご確認下さい。
  • 3.軟水器~再生槽の間は接続するチューブが付属されます。
  • 4.屋内・外仕様のオールインワン スキッド型の所掌範囲は下段のブログの記載をご確認下さい。

設置作業に関して

オータツは建設業許可を有していません。
SVのみの対応だけでなく、設置作業を求められる場合は、お客様と協議しコンプライアンスの範囲内でフレキシブルに対応します。

小型貫流ボイラ設置に伴う法規:事業主様の責務として、法令を遵守した届出、設置、施工、使用の義務があります。届出は弊社にて代行可能です。

労働安全衛生法 労働基準監督署 小型ボイラ設置報告書 事業主は、小型ボイラを設置したときは、遅滞なく、ボイラ及び圧力容器安全規則により、「小型ボイラ設置報告書」を所轄の労働基準監督署長宛に提出する事
※レンタルボイラについては移動式ボイラにて申請している為、手続き不要です。
消防法 消防署関係 危険物に関する届出 危険物を貯蔵または取り扱う施設は、その数量により規制を受けるため所轄の消防署へ必要な届出を行う事。
(油焚ボイラ設置時に少量危険物ないし一般取扱所の手続きが必要。ガス焚は不要。原則1ヶ月前までに申請。)
ボイラ設置届 ボイラを設置する場合、「火を使用する設備設置届出書」を所轄消防署へ提出する事。
※全てのボイラで手続必要。一週間前位までには手続のこと。
大気汚染防止法 県・政令市等 ばい煙発生施設設置届 大気汚染防止法または地方条例により、ばい煙発生施設または特定施設に指定されている施設は、ばい煙発生施設届出書または特定施設設置届出書を都道府県または所轄の保健所、市等へ提出する事
※K-2000を設置する場合に必要。K-500Mは不要。原則60日前まで。

CASE・VOICE

ボイラレンタル事例・
お客様の声

CASE01

ボイラシステムのレンタル

ボイラシステムのレンタル

仮設の小型貫流ボイラシステムのレンタル事例です。現調・事前打合せ・議事録作成・システム設計・機種選定・機材調達・現場運転調整の全てをワンストップで任せられ、また消防署から指摘された屋外用の仮設建屋の防油・地震対策まで工夫し完璧に対応してくれ、今後も様々なことで相談したい、というお声を頂きました。

事例の詳細はこちら

CASE02

貫流ボイラ(屋外/屋内仕様)のレンタル

貫流ボイラ(屋外/屋内仕様)のレンタル

この記事は貫流ボイラのレンタルのニーズ、特徴・メリット、機器一覧表、設置事例写真、コラム「ボイラとは(動画有り)」をシンプルにまとめ、紹介したものです。是非ご参照ください。

事例の詳細はこちら

POINT

「オータツの視点」ボイラとは・
主な用途・豆知識

ボイラとは

ボイラ(Boiler)の語源は、英語のboil(沸騰させる)からと考えられています。ボイラは水(液体)に熱を加え、温水、蒸気を作る装置です。
「蒸気」とは、物質が液体から蒸発、あるいは固体から昇華して気体状態になったもので、一般的には水蒸気のことを指します。水蒸気は水が蒸発した無色透明の気体で、お湯を沸かす際にやかんの注ぎ口から見える白い気体は、水蒸気が周囲の空気によって冷やされて、凝縮した水の微粒子です。

レンタルボイラの種類と構造

レンタル機は蒸気を作る「貫流ボイラ」となります。熱源は「ガス焚」或いは「油焚」が熱源の燃焼タイプです。
貫流ボイラは、ボイラ本体内部に内蔵された水管の一端から給水ポンプにより水を押し込み、水を循環させる事なく水管の周りをガスで温めることで徐々に加熱して蒸発させ、もう一方から蒸気を取り出すという構造で、水管ボイラの一種です。
貫流ボイラは水管によって構成され電熱面積が大きく、保有水量が少なく、早く蒸気を発生させる事が出来る為、ボイラ効率が良い・起動時間が早い・コンパクトである事から最近主流になっています。
因みに、業界で単一的に水管ボイラと呼ばれるケースがありますが、これは貫流ボイラより大容量で高圧な仕様のものとして捉えて呼ばれている慣習があります。

構造フロー

貫流ボイラの給水~蒸気発生までのメカニズム
提供元:川重冷熱工業株式会社

何故蒸気は利用されるのか

1. 温度制御が容易

飽和蒸気の圧力と温度はお互いに関連しています。下図のように、温度が決まれば圧力が、圧力が決まれば温度が決まるため、温度と圧力の調整により、容易に目的の圧力や温度にすることができます。

2. 均一の加熱が可能

蒸気は熱伝達に優れていて、且つ温度ムラがないので装置の小型化が可能です。

3. 輸送が容易

蒸気はラインの圧力低下に従い流れるので、熱の移送のためにポンプや送風機、コンプレッサーを必要としません。

4. クリーン

元が水のため、漏洩しても環境的なリスクが少ないです。

5. 効率的なエネルギー媒体

効率的なエネルギー媒体であり、同じ質量の水に比べ5~6倍のエネルギーを保有できます。

主な用途

用途 内容
熱源 直接もしくは熱交換器を介して被加熱物を所定温度に加熱する。
滅菌・殺菌 細菌、微生物を死滅させ除去する。
洗浄 油、汚れを浮かせ洗浄する。
加湿 空調、温度を高め、乾燥を防ぐ。
乾燥・焼成 過熱水蒸気を使って高熱で、焼いたり、乾燥させる。
動力 発電所等の蒸気タービン。
改質 炭化水素や石炭から水蒸気を用いて水素を製造する。
培養・発酵 酵母や細菌などの微生物を分解、生成する。

豆知識

軟水装置とは

ボイラを硬水のまま運転すると、過熱部の内部にCaやMgがスケールになって張り付き、運転できなくなってしまうことがあります。その為、軟水装置により硬水→軟水に換えて運転する必要があります。
内部構造としては、イオン交換樹脂がCa・Mgと金属イオンを吸着除去します。
このイオン交換樹脂は、「塩水」を通すことによって蓄積した硬質成分を洗い流し、繰り返し使用出来ます。この様にポイラ設備は「塩」は欠かせません。

薬液装置とは

ボイラ水の水処理です。「pH」「溶存酸素」などが適切に処理されないと鉄を保護する皮膜が形成されません。そこで、脱酸素剤(防食剤)やスケール防止剤等の薬品を適度に投入していく事で缶内の腐食やスケール付着を防止し、安全で効率の良い運転を維持することが出来ます。

CONTACT

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営業時間: 9:00~18:00

東日本(岐阜県より以東)

技術営業担当直通:田崎(たざき)

080-1326-0465

西日本(滋賀県より以西)

技術営業担当直通:野寄(のより)

080-2725-9763