クーリングタワー(水冷却塔)
オータツのクーリングタワー(水冷却塔)レンタル
クーリングタワー(水冷却塔)は、
製造プラントに不可欠な設備です。
大規模から小規模なものまで、
オータツでは貴社に合った
クーリングタワーを提案可能です。
まずはお気軽にご相談ください!
SOLUTION
クーリングタワーレンタルで
課題を解決
急な故障
重故障、腐食、汚損、破損により
使用不可や性能低下が発生した際の
迅速な代替対応
計画的な施し
更新や移設期間中の一時的な代替として、
最適な機材を提供
キャパオーバー
既設機の能力を超える水量や水温の
流入時に対応可能な補完機材を提案
LINE UP
クーリングタワー導入解説
拡張とは、水冷却塔のセルを繋ぎ合わせ、お客様の要求仕様に適う様に拡張していくやり方です。よって、かなり大きな仕様のものでも対応可能です。以下の2機種のセル(仕切りで区切られ単独のそのユニットで、冷却塔として運転できる最小単位)がレンタル可能でそれぞれを連結して拡張する事により、システムとしてより大型仕様にも対応出来ます。
事例写真−A-1/2:システム全体外観(型式:03S)
事例写真−A-2/2:システム詳細外観(型式:03S)
事例写真−B:システム全体外観(型式:07S)
設置作業に関して
オータツは建設業許可を有していません。
SVのみの対応だけでなく、設置作業を求められる場合は、お客様と協議しコンプライアンスの範囲内でフレキシブルに対応します。
仕様表:03Sシリーズ(動力22kW)
1セルの外観
限界水量表 / 仕様表
ターボ 冷凍機用 |
吸収式 冷凍機用 |
|
---|---|---|
入口水温℃ | 37.0 | 37.5 |
出口水温℃ | 32.0 | |
外気湿球温度WB℃ | 27.0 | |
型式 | 循環水量㎥/h | |
SKB-600W | 468 | 438 |
外形寸法 | 質量 | 損失水頭 | 送風機仕様 | 配管サイズ(A)×本数 | 騒音値dB (A) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
長さL | 幅W | 高さH | 送風機高h | 製品質量 | 運転質量 | 口径 | 動力 | 台数 | 循環水 |
ドレン |
自動給水管 | 手動給水管 | ||
ルーバ側 | ||||||||||||||
mm | mm | mm | mm | kg | kg | kpa | mm | kW | 2m | |||||
4930 | 4100 | 4630 | 970 | 6390 | 11980 | 61 | 2800 | 22 | 1 | 200A×2 | 50A×2 | 32×2 | 32×2 | 77 |
仕様表:07Sシリーズ(動力7.5kW x2~4基搭載/セル)
1セルの外観
限界水量表 / 仕様表
ターボ 冷凍機用 |
吸収式 冷凍機用 |
|
---|---|---|
入口水温℃ | 37.0 | 37.5 |
出口水温℃ | 32.0 | |
外気湿球温度WB℃ | 27.0 | |
型式 | 循環水量㎥/h | |
SKB-500R | 390 | 357 |
SKB-700R | 546 | 497 |
SKB-1000R | 780 | 714 |
外形寸法 | 質量 | 損失水頭 | 送風機仕様 | 配管サイズ(A)×本数 | 騒音値dB (A) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
長さL | 幅W | 高さH | 送風機高h | 製品質量 | 運転質量 | 口径 | 動力 | 台数 | 循環水 |
ドレン |
自動給水管 | 手動給水管 | ||
ルーバ側 | ||||||||||||||
mm | mm | mm | mm | kg | kg | kpa | mm | kW | 2m | |||||
3630 | 4500 | 2630 | 700 | 2300 | 6280 | 35.6 | 2000 | 7.5 | 2 | 150×2 | 50×2 | 32×2 | 32×2 | 69.5 |
3630 | 6730 | 2630 | 700 | 3450 | 9420 | 35.6 | 2000 | 7.5 | 3 | 150×3 | 50×3 | 32×2 | 32×2 | 71.0 |
3630 | 8960 | 2630 | 700 | 4600 | 12560 | 35.6 | 2000 | 7.5 | 4 | 150×4 | 50×4 | 32×3 | 32×3 | 71.5 |
仕様表:小型単体の水冷却塔(動力2.2kW)
標準仕様表
型式 | 中型 | ||
---|---|---|---|
MT-80L1 | |||
冷却トン数 | 80 | ||
外装 | FRP成形品パールホワイト色 | ||
外形寸法 | 外径(水槽) | Φmm | 2,040 |
高さ(電動機含む) | mm | 2,505 | |
配管寸法 | 循環水入口および出口 | JIS10K100Aフランジ | |
オーバーフロー | Rp1 1/2 | ||
ドレン | Rp1 1/2 | ||
自動給水口 | Rp1 | ||
手動給水口 | Rp1 | ||
電動機 | 出力 | kW | 2.2 |
定格電流(50/60Hz) | A | 12.4/12.4 | |
電源 | 3~(三相) 200V 50/60Hz | ||
標準水量 | L/min | 1,040 | |
冷却能力 | kW | 362.8 | |
水圧損失 | kPa | 18 | |
製品質量 | kg | 395 | |
運転質量 | kg | 1,000 | |
電気特性 | 運転電流(50/60Hz) | A | 11.3/11.3 |
消費電力(50/60Hz) | kW | 2.8/2.8 |
設置作業に関して
オータツは建設業許可を有していません。
SVのみの対応だけでなく、設置作業を求められる場合は、お客様と協議しコンプライアンスの範囲内でフレキシブルに対応します。
「コア部品」とは、水冷却塔で一番負荷がかかり、その分故障リスクの高い減速機となります。よって、本体のレンタルに比べて短納期、比較的安価に対応可能です。本件は、設置の手間やコストを勘案し、減速機のみでなく羽根も含めたセットでレンタルした事例です。
故障対象のクーリングタワー
クレーンによる既設の減速機と羽根の取り外し作業
減速機と羽根の据え付け作業
減速機と羽根を設置後試運転
(上からのアングル)
減速機と羽根を設置後試運転
(下からのアングル)
試運転中に減速機とモーター(既設流用)の振動測定をして、異常なしの確認後にお客様に引き渡しました。
減速機と羽根のラインアップや仕様表のご用意はございません。
ご入用の際は都度お問合せ下さい。
設置作業に関して
オータツは建設業許可を有していません。
SVのみの対応だけでなく、設置作業を求められる場合は、お客様と協議しコンプライアンスの範囲内でフレキシブルに対応します。
CASE・VOICE
クーリングタワーレンタル事例・
お客様の声
CASE01
既設クーリングタワーのメンテナンス中の代替え機レンタル
既設クーリングタワーのメンテナンス中に代替機をレンタルいただきました。約10ヶ月間のレンタル期間中、真夏の不具合にも対処し冷却水の適温維持に成功。お客様からは「クーリングタワーがレンタルできることを知らなかったので助かった」「設置場所の制約に対してコンパクトなシステムの提案が有効だった」との評価をいただきました。
CASE02
開放式クーリングタワー(水冷却塔)レンタル
クーリングタワーは、ご存知の通りプラント工場には複数台あり、一年中必要不可欠で重要な設備です。
今回は大規模~小規模のもの、興味深い提案のものを「セルの拡張システム編」「小型単体編」「コア部品の設置編(動画あり)」の三つの事例で紹介します。
POINT
「オータツの視点」
クーリングタワーとは・
主な用途
クーリングタワー(水冷却塔)とは
水冷却塔は、室内の熱を外部に放出する室外機のように、熱を放散する役割を果たします。この装置は、水の蒸発を利用して水を冷却する仕組みです。例えば、手のひらや腕にぬるま湯やアルコールを付けて息を吹きかけると冷たく感じますよね?これは気化熱(蒸発熱)の原理で、ぬるま湯やアルコールが蒸発する際に周囲の熱を奪うからです。水冷却塔もこの原理を利用して、水の温度を下げます。
クーリングタワーの用途
工場などで使用される水冷却塔(冷却塔)は、主に機械の熱負荷を冷却水で冷却するために使われます。水冷却塔は熱負荷機で温められた冷却水の温度を適切な温度に下げ、廃棄せずに再循環させるための重要な設備です。
クーリングタワーの構造
水冷却塔は、気化熱(蒸発熱)を最大限に利用するために設計されています。内蔵の水シート型熱交換器(充填材)の表面に温められた冷却水が均一に散布されることで、外気と効率的に接触できるように表面面積が大きくなるよう工夫されています。また、ファンを使用して風を強制的に水に当てることで蒸発を促進し、高い冷却効果を実現しています。
まとめ
このように、クーリングタワー(水冷却塔)は工業用冷却システムとして非常に重要な役割を果たしており、プラント設備に効率的な冷却を提供します。